【必見!腸は脳より賢い】驚くべき腸内機能 & おすすめの発酵クラスのご紹介
皆さんは、「腸は第二の脳である」ということをお聞きになったことはありますか?
脳の司令なしに働ける第二の脳が「腸」である、と言われています。
そのことについて、バンクーバーで私が通っている「発酵クラス」(Fermentation &Sustainable Cooking Club)で習ってきました。
私が通っている、毎回、内容が充実していて素晴らしい「発酵クラス」もご紹介してみます。
それでは、はじめましょー。
目次
生物進化の歴史は、腸から始まった!
生物の進化の歴史は、40億年にわたります。その8分の7は脳を持たずに腸のみで生きる時代でした。生き物は「最初に腸から始まった」だったのです。
脳が出来たのは、腸ができたのより歴史が浅いです。今から5億年前くらいと言われています。
腸の働きの最も大切な機能は、栄養分の消化・吸収です。腸がないと、私たち生物は生きられません。
「生物進化の歴史は、腸から始まった」とも言えます。
「腸は脳より賢い」って、どういうこと?
近頃言われているのが、「腸は脳より賢い」ということ。
それはどういう意味でしょうか?
腸は他の臓器(心臓・肝臓等…)と違って、脳からの信号を待つことなく、消化をはじめとして、私たちの行動・習慣を常時コントロールしています。
つまり、腸は脳の信号なしで、自主的に何をすべきなのか判断することができるのです。 それは、腸そのものに約1億個の脳細胞が存在しているからだと言われています。
この事実を知って、私は愕然とさせられました。今まで、なんで、そんな大切なことを知らなかったんだろうって。
腸って賢かったんだあぁぁ〜。
腸は、消化吸収と免疫機能をつかさどっている
腸の主な働きといえば、消化吸収と、病原菌から体を守る免疫機能です。
腸内環境は、善玉菌・悪玉菌・中間の菌(日和見:ひよりみ菌)の3種類の菌のバランスをとることで、腸内の環境を保つことができます。
腸内細菌の中で一番数が多い菌は中間の菌(日和見菌)であるというのが、結構、私にはクスッと思える点だったのですが。
善玉菌が優勢となっていれば、腸内環境は整った状態で保たれます。何らかの影響で、悪玉菌の増殖が進んだとき、腸内環境の悪化と表現されます。
腸は幸せホルモンを作り出す
腸内細菌は、幸せの感情を生み出す神経伝達物質の生成に、深く関わっているのです。
脳内神経伝達物質として有名な幸せホルモンの一種「セロトニン」の約90パーセント以上は、腸内細菌が産生しているんだそうです!
心身や自律神経をコントロールするセロトニン、快楽や興奮を生み出すドーパミンとも、腸内細菌によって作られ、脳に送られています。
POINT〜セロトニンの意外な効果〜「セロトニン」の働きとして、「幸せホルモン」以外に、知っておいて損がないことがあります。それは、「顔や目の周りにある抗重力筋という筋肉を強化させる働き」があります。セロトニンにより抗重力筋の力をあげると、しわやたるみを軽減することができるのです。 アンチエイジング効果にも、かなりの効果があるのです。
幸せホルモンの一種「セロトニン」が不足してしまうと、鬱病の発症率を高める原因にもなります。
身体だけでなく、心の健康を維持するためには、整った「腸内環境」を保てる生活習慣を身につけることが、大切になってくるというわけです。
私が通っている「発酵クッキングクラス」(Fermentation & Sutstainable Cooking Club)
私が毎回(用事がない限りは、全出席している)「発酵クッキングクラス」があります。
それは、Fermentation & Sustainable Cooking Club」主催の、発酵クッキングクラスです。
講師は坂本由美さん。
坂本由美さんの経歴:
Registered Holistic Nutritionist, RHN
Certified Plant-based Professional Chef
Certified Raw Food Chef
Macrobiotic Lifestyle Adviser
私が心から敬愛してやまない由美さんのクラスからは、いつもたくさんの知識を吸収することが出来ます。
「由美先生の発酵クラスを取るのが、どれだけメリットがあるのか」、書いてみたいと思います。
Fermentation & Sustainable Cooking Clubの授業風景
発酵食品について、知識を吸収できる
由美先生が、まずは、その日に取り上げる発酵食品の歴史背景から説明を始めてくれます。例えば:
1. 発酵って、酵素って何?
2. 植物性乳酸発酵とは?
3. 健康にどのようなベネフィットがあるか?
色々と詳しく説明していってくれます。
本日は「野菜のピクルス」・「手つくりケチャップ」。
お砂糖やお酢は一切使っていません。添加物がなく、全てオーガニックで出来ています。
手つくりの良いところは、中に何が入っているか、自分でコントロールできるところ。
美しい「野菜のピクルス」が教壇に並んでいます。絵になるのぉ〜。
試食セッションが必ずある:ピクルス編
このクラスは、「手つくりピクルス」が最初だったので、いろいろな種類の野菜から作られたピクルスが、クラスに回されました。
どれもお気に入りだったけれど、「プチトマト」と「ベルペッパー」。
由美先生は、「ピクルスをつけた日にち」と、「中にどの野菜が使われているか」を、きちんと書いていらっしゃいました。これ、結構大切なこと。
というのは、ピクルスは一定の日にちが経ったら、味を見ながら、冷蔵庫にいれて保存する必要があるからです。野菜の硬さによっても、どれくらいの日数がかかるか、変わってきます。
きゅうり、ベイリーフ、ディル。
この他にも、人参・セロリ・カリフラワー・ピーマン・大根・カブ等。いろいろな組み合わせも楽しめます。
試食セッションが必ずある:手つくりケチャップ編
市販のケチャップは、お砂糖等が入っているため、私はここ3年余り、ずっとケチャップを食べていませんでした。
こちらの発酵クラスでは、調味料を自分で調整できるため、私のようにグルテンフリーを目指している人間も、この手つくりケチャップを使うことが出来ます。
ケチャップを仕込んだ直後は、「うちのカナダ人の夫も、市販ケチャップとの違いが分からない」くらい、ほのかな甘みがあって、これは、夏の季節のバーベキューなどに重宝できます。
それに、最初に習った「ピクルス製法」で作った「リリッシュ」を合わせると、まさに「ホットドッグ」にピッタリ!
Fermentation & Sustainable Cooking Clubのレシピ
これだけ素晴らしい内容の発酵クラスなのですが、レシピをこのブログでご紹介できないのが、本当に残念です。レシピは、もちろんCopy Rightがあるのは当然のこと。
それ以上に、発酵のことに関しては、きちんとクラスに参加していただいて、内容を理解していただいた上でお料理に使われることが大切です。
レシピもお持ち帰りできますから、由美先生の発酵クラス、まずは、バンクーバーにいらっしゃる方には、ぜひ取っていただきたいです。
日本でも、時々出張クラスをなさっていますので、由美先生のSNSをまめにチェックなさってみてください。
是非、バンクーバーの発酵クラスでお会いしましょー。
「腸内革命」を学べる、おすすめの本
心身の基本は腸だとは良く聞いていましたが、そのことを詳しく書いてあるのが⬇の本。
脳の司令なしに働ける第二の脳「腸」
最後に
発酵食品が身体に良いと言うことは、近頃では、いろいろなところで取り上げられています。
本日の記事で、発酵食品が身体だけでなく、心にも大きな影響があることがおわかりいただけたと思います。
皆さんも、いつもハッピー&元気&若々しくいられるように、発酵ライフを目指してみませんか?
+++
本日の猫。楓猫。
ネイルデーには、いつも夫に掴まれながら、夫の膝の上で。
かなり「逃げたいモード」だよねー。
Comment
と、言う事はモナさん私が学生時代に
馬鹿だったのは腸がバカだったって事ですね?爆
まぁ発酵食品は日本で事欠かないので
最近は色々食べてますよ!って言うか、嫁はんが
私の健康を考えてくれて塩麹に凝ったり他に色々
やってくれてますので・・爆
Maboさん、
ごめんなさい、今日のMaboさんのコメントで、めちゃ爆笑して、お茶吹きました、笑。
うーん、Maboさんの腸は脳よりも賢いので、、、。そうか、そういうことは、腸がバカだと脳はもっとばかってことですよね。
師匠、降参でございます。オチをありがとうございます。
いつもご馳走様です。
私、まぼさんにたくさんコメントをいただいているのですが、最近、めちゃ忙しく、コメント返しが遅れてすみません。
きちんと、お返事しますので、お待ちになっていてくださいね。