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スェーデン発 断捨離【死のお片付け】って何? どんな効果がある?”こんまりを超える?”

2019/03/03
 
Swedish Cleaning
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monachan
バンクーバーでカナダ人の夫&二匹の猫ボーイズと、バンクーバー生活を満喫中。 1990年9月より、ボストンで会計学を学び、会計の仕事でアメリカを東から西に転々と移動。 2000年7月に、仕事でバンクーバーに移住することになり、今日に至ります。バンクーバー情報から、海外移住、海外生活の情報・お悩みにお答えするブログをお送りします。 【地球の歩き方・特派員ブログ】で、「バンクーバー特派員2(みやなお)」として、バンクーバー情報を発信中。
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北欧・デンマークには、「ヒュッゲ」という独特のライフスタイルの概念があります。北欧のライフ・スタイルは、今や、巷で大注目。

昨年秋くらいから、VOGUE、TIME、FORBES等の英語メディアを中心に話題になっている本があります。

タイトルは「The Gentle Art of Swedish Death Cleaning: How to Free Yourself and Your Family from a Lifetime of Clutter」

テーマはスェーデンの「Death Cleaning」つまり「死のお片付け」です。

 

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この記事では:

  • 「死のお片付け」って何?
  • 「死のお片付け」ってどうやってやるの?
  • 「死のお片付け」本について

について書いてみたいと思います。

それでは始めてみましょう♪

「死のお片付け」って何?

 

「死のお片付け」という言葉に、一瞬、「え?死?」という恐怖感を覚えたのは、私だけではないはず。

話題になっている本の副題を見ると、「一生分の物の山から自分と家族を解放するには」とあります。

タイトルにある”死”というのは、「自分の死後を想像して片付ける」という意味です。自分で自分の遺品整理をする、というニュアンスがわかりやすいかもしれません。

いわゆる「スェーデン式終活」のことを指しています。

 

「死のお片付け」のやり方

 

それでは「死のお片付け」は、どうやって進めたらいいのでしょうか?

日本国内外から注目を浴びている近藤麻理恵さんの「こんまりメソッド」。

 

こんまりメソッドは「ときめくかどうか」を基準にしていますが、「死のお片付け」の判断基準は全く違います。

「死のお片付け」の6つのポイントを⬇️で書いてみましょう。

 

ポイント1:私がこれを取っておいたら、誰が喜んでくれるか?

 

「死のお片付け」は、「私がこれをとっておいたら誰かが喜んでくれるか?」と自問するのが捨てるか否かのポイントとなります。

<「死のお片付け」の判断基準>

  • 自分に今必要な物か?
  • 自分が死んだあと、遺族や友人に残したいと思う物かどうか?

 

が、メインになります。

自分の死後に残された人のことを考えて家を片付ける「終活」というのが、コンセプトになります。

 

ポイント2:洋服から始めよう

 

こんまり式と同様です。洋服から始めることをアドバイスしています。これは、個人的な思い入れが他の物と比べて少ないため早く進められるから、という理由です。

 

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ポイント3:個人的な思入れがある品物は、他の人には不必要なものであることが多い

 

手紙や写真など個人的な思い出の品を片つけるのは、時間がかかるし、なかなか思い切りがつきませんね。

「自分には意味のあるものでも、いくら家族と言えど自分以外の人には不要な物だ」ということを、心の中に入れてお片つけしましょう。

時間をかけて思い出を振り返ってから、他の誰かが素敵な思い出をつくるのに、その品物が役に立つかを考えてみましょう。

「捨てられずにとっておいた物が詰まった箱」というのは、どこの家でもあると思います。自分にもしものことがあったら、家族はこの箱に何が入っているかを吟味することなく、捨ててしまうことになると思います。

Have less, Live more!
物を少なく持って、もっと充実して生きよう!⬇️

 

 

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ポイント4:「死のお片つけ」はヒュッゲに似ている

 

終活が死に向かった身辺整理であるのに対し、「死のお片付け」は、「死」を意識はしているものの、より快適に生きることを目指したものです。

ここで、「死のお片つけ」は、デンマークのヒュッゲという考え方に共通点があることに気が付きます。

デンマーク語で「居心地がいい時間や空間」という意味の言葉ヒュッゲ。

「ヒュッゲ」というのは、日頃は贅沢ができなかったり、デンマークの冬は特に暗く寒い毎日が続くという環境の中で、人々が幸せを感じることのできる時間をどう作るかを工夫して、そしてシンプルに、大切なものがそこにあればいいという考え方です。

「死のお片つけ」をすることで、生きているあいだに積み重ねてきた「もの」をきちんと処分した後に “小さく暮らしていくこと”によって、快適で心地よく、生活していくことに繋がります。

 

ポイント5:一緒に片付けをする

 

家族や友だちには、自分が終活をしていること・その理由を必ず知らせておきましょう。

大切な人に自分の大事なプロジェクトを手伝ってもらうときは、率直さと感謝の気持ちを忘れないように。

人にあげたいものがあれば、あげたい相手に「欲しいかどうか?」という確認をしましょう。相手が欲しくないものを礼儀で受け取らなくて済みます。

 

ポイント6:「死のお片付け」はいつ始めても良い

 

「死のお片付け」はあらゆる年齢層が取り入れるべき考え方です。「死のお片付け」はいつ始めてもいいのです。

「自分の死後に残された人のことを考えて家を片付ける」というコンセプトですが、「死後が近ついてきて、身辺整理をする」というよりも、若い人であっても「つい物を集めてしまう癖を考え直す必要はあるし、整理整頓を始める必要はあると思います。

「いつ死ぬか」なんて誰にも分からないから、”死のお片付け”は若い時からずっと続きます。

終いじたくというのは、決して悲しいことではなく、優しい気持ちで、過去と向き合い、そしてまた未来へ進んで行くために必要な手順なのです。

Don’t be afraid of emptiness. It’s just room to grow.
空っぽなのを恐れないで。それは育てていけるスペースなのだから⬇️

 

 

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本「死のお片付け」:人生は手放した分だけ豊かになる(マーガレット・マグネソン著)

 

「死のお片付け」本「The Gentle Art of Swedish Death Cleaning: How to Free Yourself and Your Family from a Lifetime of Clutter」は、スウェーデン人アーティストのマーガレット・マグネソン氏が書いたもの。

 

マーガレット・マグネソン氏の経歴

 

スウェーデンのヨーテボリ生まれ。ベックマンズ・デザイン大学を卒業後、、画家としての活動を開始。シンガポールや香港でも個展を開き、人気を博す。私生活では5人の子どもを育て上げたのち、今はストックホルムのマンションで暮らしています。

著者マーガレット・マグネソン氏の娘のジェーン・マグネソン氏が書いた記事によりますと:

マーガレットは、夫が亡くなった後、1年かけて自宅を片付け、小さいアパートに引っ越しました。地下室から屋根裏部屋まで、要らないと思ったあらゆるものを、彼女はすっかり処分してしまいました。

マーガレットは高価な物についてはもっと実際的で、自分が持っていた唯一の高価な品、ダイヤモンドのブレスレットもオークションに出品して売却してしまいました。子供達には事後報告。

マーガレットの娘ジェーンの友人は、出版社で働いていて、「他の人たちが死に向き合う助けのために、本を書いてみたら?」という娘ジェーンの友人のアイデアで、マーガレットが本を執筆したのが、大ヒットとなったのだそうです。

 

人生は手放した数だけ豊かになる

 

和訳本も出ています。(2019年3月2日訂正)。題名は「人生は手放した数だけ豊かになる」です。

読みやすいのは、やはり和訳本⬇️。

オリジナル本はこちら⬇️。

 

まとめ

 

物をあまりにため込むと、一つ一つの物を十分に味わうチャンスは二度と来ません。そこに物があることも忘れて、ホコリをかぶったままにしておいて、その揚げ句、物を楽しむことなく、死んでしまう、なんて哀しいことですよね。

「生きている間に、自分の必要なものに囲まれて、快適で心地よく、生活していくことを目指す」というのが、スェーデン式「死のお片つけ」なのです。

 

++++

今日の猫。桃太郎。

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めっちゃタレ目ー。可愛いーっ。トリーツを見つめている。

インスタも、頻繁にアップしています。

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バンクーバーでカナダ人の夫&二匹の猫ボーイズと、バンクーバー生活を満喫中。 1990年9月より、ボストンで会計学を学び、会計の仕事でアメリカを東から西に転々と移動。 2000年7月に、仕事でバンクーバーに移住することになり、今日に至ります。バンクーバー情報から、海外移住、海外生活の情報・お悩みにお答えするブログをお送りします。 【地球の歩き方・特派員ブログ】で、「バンクーバー特派員2(みやなお)」として、バンクーバー情報を発信中。
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