【ノルウェー】トロムソでオーロラ見放題! オススメ観光・行き方
ノルウェー北部地方にトロムソ(Tromsø)という街があります。
トロムソは、ノルウェー北部地方の中心都市であり、北極圏にあるため、冬場は日が沈まない夜が続きます。トロムソは、オーロラが見える町として有名です。
オーロラはいつでも見れるわけでないので、残念ながらオーロラをが見れなかったとしても、このトロムソで楽しめる観光はたくさんあります。
この記事では:
- ノルウェートロムソ観光見どころ
- ノルウェートロムソ気温
- ノルウェートロムソへの行き方
を中心に書いてみます。
気分はすっかりオーロラ♪。
それでは始めてみましょ〜。
目次
ノルウェー トロムソってどんな街?
「トロムソって聞いたことない」という方も多いと思います。
トロムソについて知っていらっしゃる方は「白夜やオーロラで知られた街」・「水産業が栄えていて学術都市としても有名」と頭に浮かばれることでしょう。
トロムソ(トロムセ、トロムセーとも表記されます)はノルウェー北部トロムス県に位置する都市です。ノルウェー北部地方の中心都市であり、またいわゆるラップランドの中ではムルマンスクに次いで第2の規模の都市です。
地図を見て分かるようにノルウェーの中でもずいぶん北。赤いピンがトロムソです。北極圏!にあります。北緯65度から70度のオーロラベルトの圏内にあります。
北極圏ですので、夏には白夜になり、冬には極夜(きょくや)と呼ばれる日が続きます。冬場は、太陽が出ている時間は朝9時~午後3時くらいとなります。
極夜(きょくや: polar night)とは?日中でも薄明か、太陽が沈んだ状態が続く現象のことをいい、厳密には太陽の光が当たる限界緯度である66.6度を超える南極圏や北極圏で起こる現象のことをいう。
極夜の時期はオーロラが最も綺麗に長く見ることのできる時期とされ、他にも極成層圏雲を観測することができる。<ウィキペディアより引用>
地球の自転軸は公転軌道面に対して約23.4度傾いているため、北極では、季節によって一日中太陽の昇らない極夜(きょくや)を迎えるのです。
ノルウェートロムソのオーロラ
北欧や北米などオーロラの観測ができる地域で、オーロラを見るのであれば、”見ごろ”と言われている季節に訪れるのがオススメです。
カナダのイエローナイフのオーロラのように年間を通じて鑑賞が可能な地域もありますが、天候と日照時間に左右されるため、訪れる時期を選ぶ必要があります。
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オーロラが見える時期と観測確率
トロムソで観測できるオーロラのベストシーズンは、日照時間が比較的短い秋後半~冬~初春頃(9月~3月)。3日に1度の確率で幻想的なオーロラを観測できるといわれています。
あ〜、本当に美しいオーロラ。この世のものとは思えません。
天候が悪かったり、空が十分に暗くないと美しいオーロラの鑑賞は難しくなってしまいます。確率30%ですから、トロムソに3泊4日くらいの旅行を企画される方が多いようです。
オーロラ出現頻度の高い時間帯が午後8時から11時と生活時間帯内であることもありがたいですね。
「運がよければホテルのお部屋からオーロラが観れる」こともあるようです。
トロムソのオーロラツアーに参加してみよう
トロムソでは、オーロラを効率的に見るためには、ツアーに参加しましょう。
- その日の雲の状況を読んで最も確率の高そうなところまでピンポイントで走るツアー(たまにスウェーデン側まで走る場合もあるようです)
- トロムソ周辺にいくつかのロッジがあって最も観測率の高そうなロッジに行ってオーロラが見れるのを待つツアー
があります。
ノルウェー トロムソ 観光
トロムソは、「北のパリ」とも呼ばれているそうです。主な観光地は歩いて回れる範囲に収まっています。1日で全部歩き回れると思います。
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トロムスダーレン教会(北極教会)Ishhavskatedralen
トロムスダーレン教会は、1965年に作られたモダンな教会で、その三角形の外観が特徴。
教会のスタイルが斬新で、北欧風だと思います。聖堂内のステンドグラスが圧巻です。ヨーロッパでも最大級といわれる大きさ・美しさは必見です。
トロムソ中心部があるトロムソ島から海峡を隔てた反対側(ノルウェー本土側)に位置しています。
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名称 | Ishavskatedralen(英: Tromsdalen Church) |
住所 | Hans Nilsens vei 41, 9020 Tromsdalen, Norway |
開館 | 月曜〜日曜日: 14.00-18.00 |
ウェブ | 公式サイト |
トロムソ大聖堂
ノルウェーで唯一木造で建てられた大聖堂として知られており、ノルウェー最大の木造教会。地球上で最北にあるローマ・カトリック教会ルター派の大聖堂でもあります。
スターヴ教会といって、バイキング・スタイルの木造教会⬇️とは少し違います。
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現在の建物は1861年にネオゴシック様式で建てられたもので、木造建築の温かみが感じられます。石造りとは違いどこか懐かしいような雰囲気がします。
場所は、トロムソの繁華街であるストール通りにあり、観光には便利。時期によって、教会の中に入れる時間が変わってくるので、行く前に確認してくださいね。
名称 | Tromsø domkirke(英: Tromsø cathedral) |
住所 | Sjøgata 2, 9008 Tromsø, Norway |
開館 | 1月2日 –3月31日: 13.00-18.00 h.
4月1日 –5月31日: 14:00 – 18.00 h. 6月1日 –8月15日: 09.00 – 19.00 h (日曜日 13.00 – 19.00h) 8月16日 – 12月31日: 14.00 – 18.00 h. |
ウェブ | 公式サイト |
Fjellstua展望台
北極教会と同じトロムスダーレン側(トロムソ島から海峡を隔てた反対側:ノルウェー本土側)にあるFjellstua展望台。山の麓からはロープウェーが早朝から深夜まで運行しています。
トロムスの街を一望でき、昼間は美しいフィヨルドや街の風景を、夜は美しい夜景を楽しめるので、トロムスの街に着いたら、まずはこの展望台を目指して行きましょう。
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展望台にはレストランやカフェも併設されているので、景色を見ながら食事を楽しむのも乙でしょう。冬期はオーロラスポットとしても有名で、トロムソの夜景とオーロラを同時に鑑賞・撮影できます。
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名称 | Fjellstua |
住所 | Solliveien 12, 9020 Tromsdalen, Norway |
開館 | 6月1日 – 7月31日: 10:00 – 01:00 (最終ロープウェイ 00:30)8月1日 –5月31日: 10:00 – 23:00 (最終ロープウェイ 21:30) |
ウェブ | 公式サイト |
トロムソ大橋 Tromsøbrua
トロムソは、ノルウェー本土のStuoranjarga半島の西側に位置するトロムス島(Tromsøya)にあり、本土と島はトロムソ橋(全長 1,016m)とトロムソ海峡トンネル(全長 3,500m)で繋がっています。
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トロムソ大橋は、全長1036メートル、最大高度は海抜38メートルで、歩行者・車両共用の橋です。
橋の上からはトロムソの市街地やトロムソフィヨルドの美しい景色が一望できます。北極教会を訪れる際には、徒歩でこの橋を渡ってみることもできますよ。
名称 | Tromsøbrua(英: Tromsø bridge) |
住所 | Bruvegen, 9020 Tromsø, Norway |
ポラリア(北極水族館)
トロムソ中心より徒歩5〜10分の港湾に位置しており、1998年にノルウェー環境庁によってオープンされました。
ポラリア水族館は、地球上で最北にある水族館で、北極圏に生息する珍しい魚や海中哺乳類を飼育・展示しています。
アザラシの展示は大人気、私自身もアザラシが大好きですが、アザラシのプールは、いつも大人・子供達で混み合っています。
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ノルウェー環境庁が北極圏の生態や気候、環境変動などを広く広めるためにオープンされた施設になっています。そのため、子供への教育を目的とした設備になっていて、北極圏の気候やオーロラのメカニズム、生態系に関しての展示も充実しています。
名称 | Polaria |
住所 | Hjalmar Johansens gate 12, 9296 Tromsø, Norway |
開館 | c18:00 |
ウェブ | 公式サイト |
Storgata通り
Storgataは訳すと「大通り」。トロムソ市街地を縦断するメインストリートです。
通り沿いにはたくさんのショップやレストラン、カフェが建ち並びます。最も賑やかな通りで市街地部の観光の開始地点となっています。
お土産屋・観光案内所もこの通りに集まっているので、お土産を探しながら通りを端から端まで歩いてみましょう。
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人口1人あたりのバーやパブがノルウェーで一番多い!のこと。トロムソで造られているビール「マック・ビール(Mack)」が大人気。世界最北のビール醸造所で作られたビールです。
温まらないといけないから、飲まないとね!笑
ホットドッグスタンド ロケット
トロムソメイン通りStorgata沿いにある、ロケットという小さなホットドッグスタンド。英国BBCなどに取り上げられていて、知る人ぞ知る場所。
昼間から夜間まで営業しており、軽食用にホットドッグ・ソーセージやローカルビール、カクテルやシェリー酒など様々な種類を頼めます。
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4.6平米のノルウェー最小のパブであって、トロムソで最も古い建物の1つです。
メイン広場の非常に目立つ位置にあるので、地元の人に混じって、気軽に試してみましょう!しつこいですが、寒いから一杯やらないと! 笑。
名称 | Raketten Bar & Pølse(英: the Rocket) |
住所 | Erling Bangsunds plass 1, 9008 Tromsø, Norway |
ウェブ | フェイスブック |
色々と見どころがあるトロムソ。時間を有効に使って、全て見切ってしまいましょう。
ノルウェー トロムソ 気温
「トロムソってどれくらい寒いんだろうか?」「気温が低くて耐えられるだろうか」という質問は良く聞きます。
寒さに対する耐久力は個人差がありますので、一概に断定できませんが、
トロムソは、北極圏にあるのに、メキシコ湾流の影響で気候が比較的穏やかです。
最も寒い1月でも最低気温はマイナス6度前後のため、ほぼ札幌並みというのもオーロラ観測しやすい気温です。
ノルウェー トロムソ への行き方
➡️国際線でノルウェーまで
日本からトロムソへは、3つの渡航方法を挙げることができます。直行便はないので、ヨーロッパの他の都市を経由することになります。いずれの都市を経由しても、ノルウェーの首都オスロの経由。乗り継ぎを行った場合でも、それぞれ約16.5~19時間ほどの所要時間です。
➡️国内線でノルウェー内を移動
①ヘルシンキ、オスロを経由
②コペンハーゲン、オスロまたはベルゲンを経由
③アムステルダム、オスロまたはベルゲンを経由
オスロとトロムソ、トロムソと北部ノルウェーの主要都市(ベルゲン等)は飛行機で結ばれています。
➡️トロムソ空港から市内へのアクセス
トロムソへ到着後は、市内にアクセスするために空港バスを利用するとよいでしょう。バスの車体には、”Flybussen”とバス会社の名前が書いてあるので見つけやすいです。トロムソ空港と市内の主なホテルを15分で結んでいます。運行は1時間に1~2本です。
料金はかなり割高ですが、荷物が多いときにはタクシーを利用するのも良いと思います。
最後に
北極圏の玄関口として知られ、北極圏最大の都市でもあるノルウェー北部トロムソ。
夏季はフィヨルドツアーやホエールウォッチング、冬季にはオーロラ観測や北極圏の生活体験が楽しめる観光地です。
ノルウェーって、私にとっては未知の世界ですが、一度は行かないとね!まずは、オーロラを見に行ってみたいと思います!
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本日の猫。楓はん。
私のスウェットにしっかりと埋もれて寝ておった。
冬場はぬくぬくしたいんだよね、笑。
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